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ホテイアツモリの保全について

ページID:0061906 更新日:2024年3月22日更新 印刷ページ表示

ホテイアツモリ(Cypripedium macranthos Sw. var. macranthos)は、絶滅のおそれのある野生動植物として、環境省及び長野県のレッドリストに掲載されています。町は、富士見町アツモリソウ再生会議の一員として、ホテイアツモリの保護活動を推進しています。

 

ホテイアツモリの採取や損傷は禁止されています

町では、町内全域をホテイアツモリの保護地域に指定しています。ホテイアツモリの保護のため、ホテイアツモリの採取や損傷は原則として禁止されています。
ただし、保護・増殖のため採取等が許可される場合があります。詳しくはお問い合せください。

※町のほか、環境省および県の許可が必要になる場合があります。詳しくは環境省および県にお問い合わせください。

種の保存法関係 様式等(環境省のホームページにジャンプします)<外部リンク>

希少野生動植物保護条例の規制・手続き(長野県のホームページにジャンプします)<外部リンク>

ホテイアツモリを見かけたら

上述のとおり、ホテイアツモリの採取等は禁止されています。そのままのホテイアツモリを見守ってください。なお、自宅の庭や山麓でホテイアツモリを見かけたときは、ご連絡ください。

アツモリソウ再生会議の主なホテイアツモリ保護事業

自生地保護事業

盗掘防止のための巡視や、自生地のモニタリング・環境整備を行っています。

培養増殖事業

株式会社ニチレイ様と連携し、培養・増殖技術の開発を行っています。また、富士見パノラマリゾート様と協力して実験植物園を設置し、栽培を行っています。

幻の花『釜無ホテイアツモリソウ』(富士見パノラマリゾート様のホームページにジャンプします)<外部リンク>

また、株式会社ニチレイ様等と生物多様性保全パートナーシップ協定を締結しています。
富士見町のアツモリソウ保全のための協定を締結しました(長野県のブログにジャンプします)<外部リンク>

試験販売事業

ホテイアツモリは、その希少性から盗掘に遭ってきました。ホテイアツモリが販売品目として定着されれば希少性が緩和され、盗掘を根絶させることや自生地環境を保全することにつながるため、培養・増殖技術の成果を活用してホテイアツモリの試験販売を行っています。販売の詳細はアツモリソウ再生会議にお問い合わせください(電話:0266-78-7223、E-mail:atsumori21web@gmail.com)。