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マイマイガの駆除・除去にご協力をお願いします

ページID:0037184 更新日:2021年3月1日更新 印刷ページ表示

マイマイガの発生について

一昨年より、町内においてマイマイガの大量発生が確認されています。

発生の原因は不明ですが、概ね10年周期で大量発生し、その後2~3年継続するといわれています。

発生を止める方法や一斉駆除する有効な手段がないため、卵か幼虫の時に駆除することが最も効果的です。

これからの大量発生を抑制するため、ご家庭や事業所での駆除等にご協力をお願いいたします。

 

マイマイガの生態

マイマイガは、ドクガ科に属する蛾の一種です

時期                マイマイガの状態

9月~3月

卵塊

 

卵塊

 

 

 

 

 

 

・卵塊のまま越冬します。

・鱗毛で覆われ、縦3~5cm、横2cm程度の楕円形で褐色です。

・卵塊あたりの卵数は通常、約500個~600個です。

 

 

 

 

4月~6月

ふ化

毛虫

ふ化

幼虫

さなぎ

 

 

 

 

 

・ふ化した直後の幼虫は、卵塊上に集団で発生し、大きさは5mm程度、淡い茶色~黒色です。

・幼虫は糸を吐いてぶら下がるため、「ブランコケムシ」とも呼ばれています。

・広葉樹、果樹、家庭の庭木など樹木の葉を侵食します。

・エサを食べ大きくなった幼虫(7cm程度、黒色、背中に黄色やオレンジ色の斑紋)は、木々から離れ、建物の外壁を登ることがあります。

・幼虫は2ヶ月ほどで発育完了し、樹幹、物陰等でさなぎとなります。

・さなぎの期間は10日間

6月下旬~8月下旬

成虫

成虫

 

 

 

 

 

・体長はメス(4~5cm)、オス(2~3cm)※羽根を閉じた状態

・寿命は6~10日程度です。その間何も食べません。

・水銀灯の照明や、その光を反射する白っぽい外壁を好み、日中もその付近にとどまります。

・飛来は日没後の数時間に集中し、近くの電柱や壁などに卵塊を産み付けます。

 

 

人体への影響

 幼虫の毛・成虫や卵塊の鱗毛に触れると、皮膚が赤く腫れたり、発疹が出ることがあります。若い幼虫は糸を吐いてぶら下がり、風に乗って飛ぶため、人や洗濯物に付着する場合がありますのでご注意ください。

 成虫には毒はありませんが、羽根の鱗粉が肌につくと、発疹が出ることがあります。また、その大きさや大量に発生することで不快に感じる方が多いです。

 

具体的な駆除方法

「卵塊」及び「幼虫」の時期での駆除が最も効果的です。

 

卵塊状態(9月~3月)

 ・4月ごろには幼虫が這い出し分散しますので、3月ごろまでに卵塊を取り除くのが非常に効果的です。

 ・卵は鱗毛で覆われているので、殺虫剤の効果は期待できません。

 ・壁を傷つけないようにあまり硬くない先が平らなもの(角型ペットボトルを半分に切ったものなど)で剥がし、 土に深く埋めるか、燃えるごみとして処分してください。

 ・高圧の水で洗い落とす方法もあります。(落ちた卵塊は集めて処分してください)

マイマイガ ペットボトル

マイマイガ 高所

 

(注意事項)

  卵塊を覆っている鱗粉が目や鼻、のどに入らないように、マスクやゴーグルを着用してください。

 

幼虫(4月~6月)

 ・体長1cm程度までの幼虫は市販の毛虫用の殺虫剤で駆除できます。幼虫が小さい時期に、自宅の庭などに園芸用殺虫剤を散布するのも効果的です。

 ・体長1cm以上の幼虫は、殺虫剤が効かなくなるので、火箸などで捕まえ、少量の家庭用洗剤を溶かした水に漬けて駆除することができます。

※殺虫剤や農薬の散布については、現場状況により薬品の使い分けが必要と思われます。使用できる対象の散布方法については、販売店や専門の方に相談して、周囲の環境に影響のないように注意してください。

※町では区や集落組合等で散布を行う場合、毛虫用の噴霧器をお貸ししていますので、建設課生活環境係までご連絡ください(要予約)

(注意事項)

 ・ふ化したばかりの幼虫は毒毛があり、触れるとかぶれることがあります。

 ・成長した幼虫は毛が刺さることがあります。

 

成虫対策(7月~8月)

 ・ガの駆除に適した家庭用殺虫剤を使用してください。使用の際は説明書に従い周囲の環境に十分配慮してください。

 ・照明を誘虫性の低い光源(LEDやナトリウム灯など)への交換が有効です。

 ・消灯は効果的ですが、防犯面を十分考慮した上で実施してください。

(注意事項)

  成虫の羽根の鱗粉が皮膚に付着したり、目や口に入らないようにマスクやゴーグルを着用してください。

 

駆除・除去にあたっての注意

*駆除を行う際は、マスク、ゴーグル、手袋、長袖の衣類を着用しましょう。

*高所の卵塊の除去は、転落防止に十分注意し、無理のない範囲で安全に作業しましょう。

*電柱や街灯等の高所に登っての除去作業は大変危険ですので絶対に行わないでください。

 

 ご自宅の壁や庭など個人の土地に発生した場合はご自身の責任で適切に処理いただくよう、町民のみなさんにご協力をお願いいたします。

 町では私有地の害虫駆除等は行いませんので、ご自身で実施されるか民間の駆除業者に依頼をお願いいたします。

 

参考・関連リンク

最近大発生しているマイマイガの生態・被害・防除(北海道総合研究機構林業試験場)

http://www.hro.or.jp/list/forest/research/fri/kanko/fukyu/pdf/maimaiga.pdf<外部リンク>

 

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