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町政懇談会録 【17.10.25(火曜日)午後7時~9時 本郷保育園 遊戯室】
参加概要
【質疑・意見等】
職員 | 16名 | 理事者3名、総務課長、雨宮係長、金井、名取 他7名 及び保育士(平出、三井) | |
町議 | 6名 | 三井幹人、エンジェル、植松米作、小林節子、小池久長、小池一夫 | |
町民 | 13名 | 託児10名 託児以外の子ども2名 | 子どもを除き、総数35名 |
【質疑・意見等】
Q1) | 町は行政改革を行うというが、テレビ報道でやっていた矢祭町では、町長の給与を70万から50万円に、年中無休で朝7時から夜7時まで窓口をやっている。職員はフレックスで対応しているらしい。職員がトイレ掃除も行い、委託費を節減している。工場誘致を実施し、千人規模の工場ができた。人口、税収とも上がり、ニュータウンもできた。人(町長や職員)によって相当違う。富士見町も矢祭町のように職員のリストラを行い人件費を減らしてもらいたい。第3セクター、土地公など官が事業をやるものは全てだめになる。官は事業を止めてもらいたい。 パノラマは必要とのことだが、公社の職員を守る必要ない。町民がたのんで始めた事業ではない。負債だけを作られて大変なことになる。官は事業に手を出さないでください。町は水の販売を始めたが、浮遊物が発見されて、結局どうなっているんですか。 |
A) | 水の話からお答えします。5月に販売を開始し、6月に浮遊物が発見され自主回収を行った。生産を委託している工場は安全対策に投資が必要。準備ができたら再開したい。 「官の事業」について、今からはじめるものではなく、すでに始まっていたもの。止めるリスクの方が町民に大きな負担がかかる。土地公についても、有効活用できない土地もあるが、町民に負担をかけないよう検討するが、町の責任でつくってきたものであり、今具合が悪いからすぐに止めるというわけにはいかない。 なぜやめられないか。50億円を15500人で割ると一人32.2万円。生産年齢人口で割ると53.1万円。これがいま現実にあるということです。 |
Q2) | 町の財政を聞いて泣きたい思い、子ども対策を聞いて笑いたいような気持ち。町長は2期目に入って、子どもと老人対策に力を入れたいと言っているが、子ども対策については何に力を入れていくか。小学校入学前を中心に、予算の確保はどうなっているか。 |
A) | 子ども対策について、総合的に考えている。今日も来年度予算の骨格について協議した。各課から出されている事項を検討しているところ。子ども対策のどこに予算がつけられるかはもう少し先になる。 |
Q3) | 3点質問します。(1)北海道が、あと3年で財政再建団体に転じるとの報道があったが、富士見町の10年20年先の見通しはどうか。(2)パノラマについて、打つ手がない状況はわかるが、手が無いわけではない。来場者が何人ならば採算が取れるなどを公表し、町民一人一人に客を呼んでもらったらどうか。(3)子育てについて。私も子どもが3人いてお金がかかる。子育て支援について、他の市町村の話題になるような町にしてもらえば他から人が移り住んでくるのではないか。 回答は(1)に対してだけで結構です。 |
A) | 富士見町の借金は、お金が返せる状況で借金している。今の状況が続けば、行き詰ることは考えられない。下水道の借金は大きいが、この前利用料金を上げさせてもらった。国の三位一体改革は、都会には良いが田舎にはだめ。富士見町は国にそんなに依存しなくても良い。北海道のようなことはない。ただし、開発公社の負債を一度に返済ということは別。そのことを一緒に考えていただきたい。 二つの公社がなければ良い財政状況。パノラマについては、打つ手はあり色々行っている。売り上げも前年対比で、わずかだが上向いた。単価が一人4000円、あと5万人来てくれれば良い。町民1人が3人客を連れてくれば5万人増える。必要来客数を町民に示して協力していただくことも必要ですね。 |
Q4) | 防災対策の具体的方策について教えていただきたい。 |
A) | 相当に力を入れていく。お金も使う予定。役場から物資が届かないことを前提に、各集落に避難のための拠点を作っていく。各集落を回って説明している。緊急時に対応できる同報無線についても18年度、19年度で実施したい。町外からの援助の受け方についても検討している。各集落センターの安全状況も確認している。 |
Q) | ハザードマップについてはどうなっているか。 |
A) | 国県の資料から作成したものはある。町のものは18年度に作成予定。検討しなければならない項目もある。 |
Q5) | 協働について、「地域のことは地域で」ということは、「区のことは区で」ということですが、区長さんの負担が益々増えないか。また、地域担当職員や子ども課の新設で、職員数が増えないか。 |
A) | 各地区で自分たちがやりたいことに対して、町が支援をする。国の補助金等とは違って、それぞれの都合に合わせて実施したい。子ども課は人が増えるかもしれないが、他のところで削減したい。今検討している。町民に直接サービスする部分については、手抜かり無いようにしたい。 |
Q) | 各区も厳しい状況で、何かやるのに人を頼んでやりたいが、お金がないから区長が自分の時間を割いてやっている。お金だけでなく、役場の職員が手を出せば区長の負担が減らないか。 |
A) | 地域担当職員について、業務で実施するのか、ボランティアで実施するのか。職員労働組合とも話し合いをする。各集落で、行政事務のノウハウがある役場職員が活用できるようにしたいが、何でもボランティアというわけにもいかない。折り合いを見つけたい。 役場で、どこに相談してよいかわからない場合、3階(総務課)にお越しください。 |
Q6) | 今は大変なとき。みなでがんばるとき。明るい町を作るには先導者重要。なお一層がんばって明るい町を作ってもらいたい。 区長は厳しい面もあるが、「地域全体自立」ということで、今までどおりではできない。皆で自立、自分でできることは自分でということで、立沢区もやって行きたい。 |
8時40分終了 |