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河川及び湧水の水質検査について

ページID:0031021 更新日:2023年11月22日更新 印刷ページ表示

 町では、事業活動等により水質汚濁が心配されるため、町内の河川及び湧水の水質状況を監視するため水質検査を実施しています。

用語の解説

○pH:水素イオン濃度
水の酸性、アルカリ性の度合いを示す数値です。Ph7の時が中性、7より数値が小さいときは酸性、大きいときはアルカ
リ性です。

○BOD:生物化学的酸素要求量
好気性微生物が有機物(汚濁物質)を分解するときに消費される酸素量のことです。水中に存在する有機物の量が多い
と、微生物の数が増え、微生物が有機物を分解するときに消費する酸素量も多くなります。有機物による水質汚濁の指標
として用いられ、Bodの値が小さいほどきれいな水質だといえます。

○SS:浮遊物質
水中に浮遊する粒径2mm以下の不溶解性物質の総称です。

○大腸菌数
水中に含まれる大腸菌の数のことです。人や動物の排泄物の指標として用いられます。

○DO:溶存酸素
水中に溶解している酸素ガスのことで、空気中の酸素ガスによって供給され、溶解量は温度や圧力に左右されます。水中
のDoの値が小さいと魚類等水中生物は窒息死し、腐敗臭や硫化水素ガスが発生することがあります。

○一般細菌:いわゆる雑菌
一般細菌は、河川や土壌、食品や空気中などに広く存在しています。病原性がないものがほとんどですが、汚染された水ほど一般細菌が多く含まれているため、水の汚染状況を知る目安となります。

○亜硝酸態窒素
土壌中の肥料の窒素分、植物体内のたんぱく質等に含まれる窒素分が変化したものです。亜硝酸態窒素そのものは、比較的早く硝酸態窒素へと変化する性質がありますが、少量が環境中に広く存在しています。
○硝酸態・亜硝酸態窒素
水中に溶けている硝酸態窒素と亜硝酸態窒素を合計して検査しています。基準値を超えてしまった際は、メトヘモグロビン血症につながることもあるので注意が必要です。しかし、硝酸態窒素は様々なところに広く存在しているため、極微量に含まれているのが普通です。
○塩化物イオン
水中に溶けている塩化物の量を示したものです。海水中の塩分と同様のものであり、塩素消毒により生じる残留塩素とは異なります。塩化物イオンは、海が近い場合やし尿が混入した場合に高濃度に検出されることがあります。
○全有機炭素(Toc)
水中の有機物を構成している炭素の量を表したものです。藻などの微生物繁殖、汚水混入などが原因となり、水に有機物が多く混入すると水質は悪化します。


     

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