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花粉症の予防と対策について
花粉症の予防と対策はお早めに
春になると多くの人が、つらい症状に悩まされる「スギ花粉症」。毎年多くの方が花粉症の症状に悩まされています。
花粉症は、これまで症状がなくても、誰でもなる可能性があります。また、毎年花粉症の症状が出ている人では、花粉が飛び始める前から早めに予防し、医療機関に相談することが大切です。
普段の生活のなかで行える予防方法や、治療について、わかりやすくまとめたリーフレットがあります。ぜひ、花粉症の予防と対策にご活用ください。
花粉症対策のためのリーフレット [PDFファイル/2.46MB]
参考:政府の花粉症対策3本柱とは?
花粉症問題の解決に向け、政府は「花粉症に関する関係閣僚会議」を設置し、令和5年(2023年)5月に「花粉症対策の3本柱」として解決への道筋を示しました。詳細は「政府の花粉症対策<外部リンク>」をご覧ください。
花粉の飛散時期は、樹木や草花の種類によって異なりますが、夏から秋頃にかけてはスギ花粉の飛散量が少ない時期です。個々人でできるスギ花粉症への対処法は、花粉を回避すること、対症療法、アレルゲン免疫療法(舌下免疫療法、皮下免疫療法)等があります。このうち、アレルゲン免疫療法は、特に対症療法では効果が不十分なかたに推奨されるものであり、スギ花粉が飛散していない時期から治療を開始する必要があります。
政府の花粉症対策3本柱
(1)発症等対策
関係学会と連携し、診療ガイドラインの改定や対症療法等の医療・相談体制の準備に引き続き取り組む。また、アレルゲン免疫療法について、花粉が飛散していない時期に治療を開始する必要があることを踏まえ、治療を必要とする患者が花粉の飛散時期終了後早くに医療機関を受診できるよう、ウェブサイト等で適切な情報提供の推進や広報に取り組む。また、予防行動について、国民に広く周知する。
(2)発生源対策
令和15年度(2033年度)までに、花粉の発生源となるスギ人工林を約2割減少させることを目標として、スギ人工林の伐採・植替え等を推進する。
(3)飛散対策
精緻化されたデータを民間事業者に提供すること等により、民間事業者が行うスギ花粉飛散量の予測の精度向上を支援する。
関連リンク
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