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今年度、子ども達に思いやりの気持ちを育んでほしいと願い、異年齢で過ごす「ぽかぽかの日」を月に一度設け、一緒に遊んだり生活したりしています。
この日の「ぽかぽかの日」では、3つの部屋を「ままごと」「ブロック」「つくって遊ぼう(工作)」の遊びに分け、保育園中のおもちゃを各部屋に全部集めました。子ども達は自分が遊びたい部屋に行き、異年齢やクラスの友達と一緒に、夢中になって遊びました。特に「つくって遊ぼう」のコーナーは大人気で、ペットボトルや食品トレイ、空き箱などの廃材を利用して、世界に一つだけの作品を思い思いにつくって楽しんでいました。
園庭にある大きな桑の木。5月の終わり頃から桑の実が少しずつ色づき始め、赤色から紫色に変わる中、ペットボトルに水と一緒に入れ、シャカシャカ振って桑の実ジュースごっこをして遊びました。そのうち、「桑の実ってどんな味だろう」という疑問から、桑の実ジャム作りを計画。みんなで毎日桑の実を収穫し、ジャムを作っておやつの時間に食パンにつけて食べました。「ぼく、大盛りにして!」「おかわりしたい!」と桑の実の種のプチプチ食感を楽しみながら、喜んで食べていました。
7月の誕生会のお楽しみでは、「色水・氷」「絵の具」「泡」の3つの感触を楽しめるコーナーを園庭に設け、各々が好きな遊びを楽しみました。「色水・氷」コーナーでは、園庭の花を使ってピンク色や紫色の色水をつくったり、その色水をペットボトルを積み上げてつくったタワーに流したり、また、カップに氷を入れて『アイス』づくりも楽しみました。「絵の具」コーナーでは、赤・青・黄の絵の具を手に付け、白い紙に絵をかいたり手形をつけたりして楽しみました。「泡」遊びコーナーでは、レモン石鹸を粉にして水と混ぜると、もこもこの泡の完成!コップに入れて『ビール』をつくったりスポンジで泡立てたりして遊びました。様々な感触を思い切り楽しんだ子ども達は「またやりたい!」と大満足でした。