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イノシシの目撃情報等について

ページID:0030722 更新日:2022年9月8日更新 印刷ページ表示

イノシシの目撃情報について

 現在、市街地におけるイノシシの目撃情報はありません。

イノシシの生態

  • 森林から農地周辺を利用します(本来は平地性です)。
  • メス・コドモは群れで、オスは単独で生活します。
  • なわばりは持ちませんが、メスは定住性が高いです。
  • 非常に神経質で、警戒心が強いです(変化や人に敏感です)。
  • 雑食性で、水稲の穂、イモ等の農作物、リンゴ、木の実、タケノコ、ワラビの根、コガネムシの幼虫などを食べます。
  • 10~100haの範囲に定住し、数日から数週間かけて移動します(移動距離は数kmに及びます)。
  • 森林に接する耕作放棄地(食料、水が豊富で子育てに好適)や、竹林、落葉広葉樹林(タケノコ、ドングリなど食料が豊富でヤブがあって隠れやすい)などに好んで生息します。

イノシシの行動・運動能力

  • 20cmの隙間からでも通り抜けます。
  • 石の下に餌があっても動かすことができます(60kg程度の石も軽々動かします)。
  • イヌと同等以上の鋭い嗅覚があります。
  • 学習能力があり、物覚えがいいです。
  • 普段は非常に慎重ですが、馴れると大胆に行動します。

市街地でのイノシシ対策

日ごろからできる対策

 イノシシは、本来警戒心が強く、市街地に出没するような動物ではありません。イノシシが市街地に出没することの背景には、イノシシが人の生活圏にあるものを餌と思っていることがあります。

  • イノシシの餌となるものを与えないようにしましょう。
  • 農作物の収穫残さや放任果樹など、餌となるものを放置しないようにしましょう。
  • 草やヤブを刈り払い、イノシシが潜みづらい環境を整備しましょう。防護柵の周辺の刈り払いは、防護柵との相乗効果も期待できます。

イノシシに出会ったときは

 人が多い環境では、イノシシが興奮し、走り回ったり、暴れたりする可能性が高くなります。市街地でイノシシに出会ったときは、むやみに近づいたり追い払ったりせず、静かにゆっくりとその場を立ち去ったり、建物などに隠れたりするようにしてください。

イノシシの犬歯にはナイフのように鋭利な刃があり、ふとももの前面を攻撃されると命にかかわる危険があります。