ブロック塀等の安全点検について

古いブロック塀にあっては、劣化や鉄筋の不足等により、地震時等に倒壊のおそれがあります。また、新しいブロック塀でも、現行基準に適合していない場合があります。

外観に基づく点検

外観目視により、以下の事項に関して問題がないか確認しましょう。

1. 高すぎないか。
2. 厚さは充分か。
3. 控え壁があるか。
4. 基礎があるか。
5. 老朽化し亀裂が生じたり、傾き、ぐらつきなどが生じたりしていないか。

ブロック内部の診断

補強コンクリートブロック造の場合、外観点検で問題が発見された場合等に、補修方法を検討するため、ブロックを一部取り外して以下の事項を確認しましょう。なお、この段階では建築士、専門工事業者等の専門家の協力を得て診断することが望ましいです。

　 6.　鉄筋の接合方法、モルタルの充填状況は適切か。

　 7.　鉄筋のピッチ及び定着状況は適切か。

　 8.　基礎の根入れ深さは適切か。

ブロック塀の点検表

ブロック塀の詳細な安全点検には、次の表をご活用ください。

ブロック塀等の点検表 [PDFファイル／843KB]

ブロック塀等の危険性が確認された場合には

安全点検の結果、ブロック塀等の危険性が確認された場合には、付近の通行者へのすみやかな注意表示のほか、補修や撤去等が必要となります。

長野県では、塀の安全性に関する相談窓口を開設しています。ブロック塀等の安全性の疑義など、ご不明な点がございましたら、長野県諏訪建設事務所建築課（電話：0266-57-2923）へお問い合わせください。

ブロック塀等の安全点検をお願いします（長野県のホームページへジャンプします）＜外部リンク＞

また、倒壊の危険性のあるブロック塀等の除去について、補助の対象となる場合がありますので、ぜひご活用ください。

道路沿いのブロック塀等の除却または補強・・・富士見町ブロック塀等防災対策事業について

道路沿い以外のブロック塀等の除却・・・富士見町住宅リフォーム支援事業について