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令和7年(2025年)5月11日(日曜日)富士見グリーンカルチャーセンターにて、来賓・一般参加者合わせて約200名が列席し、富士見町町制施行70周年記念式典が執り行われました。
なお、式典の様子は、町の公式YouTubeチャンネルにて後日公開します。
式典は今年50周年を迎える富士見太鼓保存会による勇壮な演奏によって幕を開け、富士見町が誕生してから70年の歴史を振り返るオープニングムービーが上映されました。
当日の司会は、富士見町出身で現役高校生の植松さんと矢沢さんが務めました。
富士見太鼓保存会の演奏 司会を務めた植松さん(左)と矢沢さん(右)
名取富士見町長から式辞が述べられました。
牛山富士見町議会議長から挨拶が述べられました。
来賓を代表して後藤衆議院議員と竹花諏訪地域振興局長(長野県知事代理)から祝辞を頂きました。
後藤茂之衆議院議員 竹花諏訪地域振興局長
当日は姉妹都市・友好都市・近隣市町村の市町村長をはじめとして、多くの方にご臨席を頂きました。
<主なご来賓>
西伊豆町 星野 淨晋 町長
多摩市 阿部 裕行 市長
川崎市 加藤 順一 副市長(川崎市長代理)
岡谷市 早出 一真 市長
諏訪市 金子 ゆかり 市長
茅野市 今井 敦 市長
下諏訪町 宮坂 徹 町長
原村 牛山 貴広 村長
北杜市 大柴 邦彦 市長
長野県議会 小池 久長 議員
長野県議会 丸茂 岳人 議員
町民または富士見町にゆかりの深い方の中で、広く社会の進展、学術、文化の興隆に貢献し、その功績が卓絶し、郷土の誇りとして町民から尊敬されている方に「名誉町民」の称号を贈らせて頂き、名誉町民顕彰式を執り行いました。富士見町では制度創設以降、初めての授与となり、以下3名の方に授与いたしました。
藤沢 昭和 様
日本有数の企業を築き上げたことによる経済界の発展のほか、ふるさとである富士見町の振興に貢献したいという想いから、長年のご寄附による町政発展に多大なる貢献をされました。
雨宮 勇 様
長年農業に従事される中で、日本の農業を推進する代表的な役職を務め、長野県の基幹産業である野菜や花のブランド化、園芸産地化等、地域農業の発展に多大なる貢献をされました。
井上 憲昭 様
地域を支える総合病院の院長として、富士見町のみならず、諏訪地域内の福祉施設等を整備し、誰もが安心して暮らし続けられる地域医療及び福祉の増進に多大なる貢献をされました。
前列左から 藤沢 昭和 様、雨宮 勇 様、井上 憲昭 様
タスマン郡リッチモンドと東京都多摩市から提供頂いたメッセージムービーを上映しました。
【友好都市】タスマン郡 リッチモンド
ニュージーランドの南島北部に位置するタスマン郡リッチモンドとは平成5年に友好都市協定を締結しました。中学生年代の学生を派遣し合うなど、富士見町唯一の海外の友好都市として、将来を担う世代を中心に活発な交流を実施しています。
【友好都市】東京都 多摩市
多摩市とは今から39年前に友好都市協定を締結し、来年40周年の節目を迎えます。毎年双方のお祭りに市民・町民が参加し合うなど友好を深めており、式典に際しても一般来場者向けのお土産として、子供達のメッセージ入りのシードペーパーや会場を彩る観葉植物をご提供頂きました。また、午後に開催した防災フェアでは、フラワーブーケのワークショップも開催して頂きました。
友好都市である川崎市の市民文化大使を務めるジャズピアニスト国府弘子氏による特別演奏を実施して頂きました。
国府 弘子 氏(川崎市市民文化大使)
国立音楽大学卒業後、ニューヨークでジャズを学び1987年にプロデビュー。現在までに24枚のアルバムを発表。オーケストラとの共演、自身のバンドでのコンサート、また岩崎宏美さん、美川憲⼀さんといった、ジャンルを超えた多くの歌手からのオファーが絶えず「ピアノ界のスーパーレディ」と呼ばれる活躍をしています。
【友好都市】神奈川県 川崎市
昭和52年に「川崎市八ケ岳少年自然の家」が建設されたのを契機に交流が進み、平成5年に友好都市の協定が締結されました。それ以降、文化、教育、スポーツ、産業などの各分野での交流がさらに活発に進められています。一昨年実施されました「友好協定締結30周年記念式典」においても市民文化大使を派遣頂き、一流のアーティストの演奏を聞かせて頂きました。
富士見町内小学生の有志と富士見中学校合唱クラブによる合唱と富士見中学校 吹奏学部による合奏を実施して頂きました。合唱の伴奏は富士見中学校OGの石川真優さんが務めました。
最後は合唱クラブと吹奏楽部が一緒となって童謡「ふるさと」を演奏し、会場全体が一体感に包まれた中で式典は閉幕しました。
合唱クラブ 演奏を披露した吹奏楽部と合唱クラブの皆さん