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令和7年(2025年)3月に「富士見町脱炭素ビジョン」を軸に、国や長野県が定める計画と整合を図りつつ、地球温暖化対策の推進に関する法律第21条に基づき、「富士見町地球温暖化対策実行計画(区域施策編)」を策定しました。また、この計画は、気候変動適応法第12条に基づき自然的・経済的・社会的条件に応じて、適応策を兼ねる計画としています。
令和元年12月に長野県が気候非常事態宣言を発表し、国においても令和2年10月に菅総理大臣が2050年カーボンニュートラルを表明するとともに、温室効果ガス排出量を2030年度に2013年度比で46%の削減を目指し、さらに、50%の高みに向け挑戦し続けるとしています。本町においては、令和5年7月に富士見町地球温暖化対策推進委員会を設立し、地域のステークホルダーの参画を得て令和6年1月に「富士見町脱炭素ビジョン」を策定しました。
令和6年度は「富士見町脱炭素ビジョン」の策定により明らかにした本町における現状分析の結果や、再生可能エネルギー導入ポテンシャル等をより精緻化するとともに、本町の目指す姿として掲げた「自然環境と共生しながら脱炭素で豊かな暮らしを実現するまち」に向けて、部門別の温室効果ガス排出量の削減目標や再生可能エネルギーの導入目標、具体的な施策や指標の設定、推進体制の明確化などを行い、富士見町地球温暖化対策実行計画(区域施策編)を策定しました。
富士見町地球温暖化対策実行計画(区域施策編) [PDFファイル/6.64MB]
令和7年2月14日(金曜日)から 令和7年2月27日(木曜日)まで、パブリックコメントを受け付け、13名の方からご意見をいただきました。
富士見町温暖化対策実行計画(区域施策編)(案)ーパブリックコメント版ー [PDFファイル/2.72MB]
富士見町地球温暖化対策実行計画(区域施策編)(案)パブリックコメントに係る「意見」と「回答」 [PDFファイル/472KB]
パブリックコメントの「意見」と「回答」は4月30日まで掲載します。
富士見町では、令和5年7月に「富士見町地球温暖化対策推進委員会」を設立し、2050年ゼロカーボン実現に向けた目指す姿や基本方針を定めるために「富士見町脱炭素ビジョン」の策定を進めて参りました。本ビジョンを策定するため、委員会会議をはじめ、町民アンケート、パブリックコメント、セミナーワークショップなど、出来るだけ多くの皆さまからご意見をいただく機会を設け、それに加えて、富士見町議会議員の皆さまからのご意見、委員会を傍聴いただいた皆さまからのご意見なども参考にさせていただき、令和6年1月に「富士見町脱炭素ビジョン」が完成いたしました。
ゼロカーボンに向かう中で生まれるイノベーションや技術導入を活かし、ゼロカーボンの達成だけでなく、様々な地域課題も同時に解決できる施策を実施し、【自然環境と共生しながら脱炭素で豊かな暮らしを実現するまち】を目指します。
ゼロカーボンを実現した富士見町の目指す姿に向かうため、以下の5つの方針を掲げて取り組みの検討や推進をしていきます。
方針(1):戦略的なゼロカーボンの推進による地域循環共生圏の実現
方針(2):各主体の行動変容を促す環境整備の推進
方針(3):自然環境へ配慮した再エネの最大限の導入
方針(4):脱炭素を通じた産業競争力の強化
方針(5):長期的な視点において地域で活躍する人材の育成
「富士見町脱炭素ビジョン」を策定するにあたり、基礎情報の収集及び現状分析、将来の温室効果ガス排出・吸収量に関する推計なども実施しています。詳細は、以下の資料をご覧ください。
富士見町脱炭素ビジョン(概要版) [PDFファイル/722KB]
富士見町事務事業編は、地球温暖化対策の推進に関する法律第21条第1項に基づき、地球温暖化対策計画に即して、富士見町が実施している事務及び事業に関し、省エネルギー・省資源、廃棄物の減量化などの取り組みを推進し、温室効果ガスの排出量を削減することを目的として、令和5年(2023年)3月に策定しました。
富士見町地球温暖化対策実行計画(事務事業編) [PDFファイル/2.5MB]
地球温暖化対策として、”既存住宅”のエネルギー自立化を促進するため、町民が行う「太陽光発電システム」「蓄電システム」の設置に要する経費に対し、その費用の一部を補助します。
富士見町既存住宅エネルギー自立化補助金のページへ
※詳しくは、建設課環境係(0266-62-9114)までお問い合わせください。
ごみの資源化対策として、家庭から出る生ごみの自家処理を推進するため、ホームコンポストなど「生ごみ堆肥処理器」と「電気生ごみ処理機」の設置に要する経費に対して補助金を交付します。
富士見町生ごみ処理機等設置事業補助金のページへ
※詳しくは、建設課環境係(0266-62-9114)までお問い合わせください。
富士見町では、家庭部門における地球温暖化対策を推進するため、町内業者に依頼して省エネ住宅リフォーム工事を行う町民の方に、費用の一部を補助する制度を令和5年4月より開始しました。
富士見町省エネ住宅リフォーム事業補助金のページへ
※詳しくは、建設課都市計画係(0266-62-9216)までお問い合わせください。
「環境家計簿」とは、私たちが日常生活で消費するエネルギーの量から、地球温暖化の原因となる二酸化炭素(Co2)をどのくらい排出しているのかを知るためのものです。「環境家計簿」を記録することにより、家庭から排出されるCo2の量を把握して、自分の生活行動を見直すことができるので、環境にやさしい生活の実践に役立てていくことができます。
はじめよう!”我が家の”環境家計簿 [Excelファイル/39KB]
令和6年度(2024年度)は、町民・事業者・中学生の皆さまに向けたセミナーを開催しました。
ゼロカーボン推進セミナーのページへ
令和7年度(2025年度)は、富士見町地球温暖化対策実行計画(区域施策編)について連載記事を掲載しています。
広報ふじみ(ゼロカーボン記事)のページへ
令和3年12月16日、茅野市、富士見町、原村の市町村長が「八ヶ岳西麓の豊かな自然環境と共生する未来に向けた共同宣言」を発表しました。
八ヶ岳西麓地域共生会議のページへ
令和5年7月11日、事業者、町民及び行政機関の代表者並びに学識経験者、合わせて15名からなる「富士見町地球温暖化対策推進委員会」を設立しました。
富士見町地球温暖化対策推進委員会のページへ
令和5年7月13日、「富士見町と諏訪信用金庫による脱炭素社会実現に係る連携協定」を締結しました。
富士見町と諏訪信用金庫による脱炭素社会実現に係る連携協定のページへ
令和6年5月16日、「八ケ岳エリアにおける環境に配慮した循環型社会実現と地方創生の取り組みに関する連携協定」を締結しました。
八ケ岳エリアにおける環境に配慮した循環型社会実現と地方創生の取り組みに関する連携協定締結についてのページへ
令和7年1月21日、「ペットボトルの水平リサイクルに関する協定」を締結しました。
ペットボトルの水平リサイクルに関する協定のページへ