本文
令和3年12月16日、茅野市、富士見町、原村の市町村長が八ヶ岳西麓の豊かな自然環境と共生する未来に向けた共同宣言を発表しました。
八ヶ岳西麓に位置する茅野市、富士見町、原村の3市町村は、日頃から住民における生活環境圏域が同一という考え方を元に安定した生活環境の保全を念頭に自治体の枠を超え、ごみ処理及び資源化の環境事業をはじめ、観光面や農業振興といったそれぞれの分野で協議を重ねているところです。
昨今、気候変動による地球温暖化対策が加速したことで、住民生活における環境の変化が伴う課題もあり、3市町村で協議を重ねた結果、八ヶ岳西麓一帯の自然環境と末永く共生していくため、環境、観光、農業等の振興政策を整える必要があるといった一定の共通認識が明確になりました。それらを踏まえ「八ヶ岳西麓の豊かな自然環境と共生する未来に向けた共同宣言」により3市町村の意思を広く周知します。
この宣言は、縄文時代から受け継がれてきた地域の宝であり、国の宝である八ヶ岳西麓の豊かな自然環境との共生を未来に向けて続けていくための決意表明です。この宣言により、より多くの方々に、八ヶ岳西麓の自然環境等について関心を持っていただき、3市町村長の想いをご理解いただくようにお願いいたします。
左から名取重治富士見町長、今井敦茅野市長、五味武雄原村長
「八ヶ岳西麓の豊かな自然環境と共生する未来に向けた共同宣言」 [PDFファイル/140KB]
環境分科会では、「八ヶ岳西麓の豊かな自然環境と共生する未来に向けた共同宣言」に基づき、茅野市、富士見町、原村の環境担当課において自治体の枠を超えて地域課題の解決に係る知見を共有するとともに、ゼロカーボンに係る施策について協議、研究を重ね、2050年ゼロカーボンの達成を目指します。