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考古館の学芸員をはじめとした職員の方々はぎりぎりの人員で業務をこなしていらっしゃることを日々、実感しております。
そこで、新館完成時には、器だけでなく、中身を充実させるためにも適切な職員の配置を切にお願いしたいと思います。「学芸員の方が丁寧に解説してくれて感動」とか、「公園内がどこもきれいで縄文の人が住んだ気持ちがわかる空間だな」とか、「うけつけで対応してくれた方がとても親切で、楽しく働いているのだな」というような来館者の言葉が出てくる新館にするためにも、新館構想の1点に入れていただければ大変うれしく思います。
ご存じのように、現在、町では井戸尻考古館の新館建設構想を進めており、2029年度の開館を目標に、今年度は基本設計を行っているところです。今後は、井戸尻史跡公園に今年度史跡に指定された曽利遺跡を含め、周辺一帯の保存と活用、整備計画の策定を進めることになります。
職員の増員につきましては、平成31年4月に新たな専門職員を配置するなど、現在も専門知識を持つ学芸員の配置はもちろん、適切な人員の確保に配慮しております。 広くなった史跡公園のエリアの維持管理、新しい施設の運営などには、相応の職員配置が必要であることは事実ですので、今後の計画の推移や管理状況などを見ながら、適切な人員配置に努めてまいります。
井戸尻考古館と富士見町の遺跡保存を振り返れば、「井戸尻遺跡保存会」をはじめとする地元有志、町内外の多くの方々が、我が事としてかかわりを持っていただいたという歴史があります。これは他の自治体にはない、素晴らしいものであり、今後の井戸尻考古館の活動や遺跡の保存活用において、重要な意味を持つものと考えております。「おらあとうの井戸尻考古館」として、職員だけでなく大勢の皆様と力を合わせ、町の誇りとして発信してまいりたいと考えておりますので、今後もお力をお貸しいただきますよう、重ねてお願い申し上げます。
(お問い合わせ)
生涯学習課 文化財係 TEL64-2044